エリックという、日本語ぺらぺらの香港人写真家だ。
彼が生まれたとき、香港はイギリス領だった。そして今は中国。そして、彼は今、日本に住んでいる。
彼はここ数年、ずっと中国に行き、写真を撮り続けた。この数年、特に、この一年、オリンピックの開催もあり、中国は劇的に変化した。高層ビルを建て、経済的に発展し、文化としても豊かであることを、世界にアピールするためだ。
彼は、そんな中国を何度も訪れ、そこに生きる人々の今を撮り続けた。
北京や上海などの都市部だけではない。チベット自治区もあるし、山岳民族もいる。とてもひとつの国にはくくれないほど、そこに写る人は、顔も服装も、目指しているものも、根ざしているものも違う。
その写真の中には、いろいろな問題が隠されているように思う。
といっても、決してメッセージ的な写真というわけではなくて、エリックの写真は、ホント、よくこんな瞬間撮ったなあ!と感心してしまうほど、最高に面白く、セレクトも最高なので、何度見てもゲラゲラ笑ってしまう!
でも、やっぱり、写されたものは、今の中国であり、少し先の未来がどうしても透けて見えてしまう中国である。
果たして、中国は、オリンピックがあったことで、何か変わったのだろうか。
彼はこの先も中国を撮り続けるという。
【日記の最新記事】


